こども定期接種(無料)

予防接種には定期接種と任意接種があります。定期接種とは、健康を守るために国が国民に受けるように勧めている予防接種で、種類と接種期間(及び推奨時期)が定められています。
こどもの定期接種については、期間内であれば無料ですが、定められた接種期間を過ぎると、任意接種となり有料となりますので、出来るだけ期間内に接種を受けましょう。
【注意】4種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)の供給量が確保されたことから、3種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風)の製造が終了しました。3種混合ワクチンの接種が終了していない方は、当院に相談してください。

種類 標準回数 標準的な接種時期及び接種間隔 対象者
1)BCG 1回 生後3~7か月 生後11か月
2)4種混合 1期初回1回目 生後3~11か月
20~56日までの間隔をおく
生後3~89か月まで
1期初回2回目
1期初回3回目
1期追加 初回(3回)終了後12~17か月
3)2種混合DT 2期 11歳 11~12歳
4)麻しん・風しん 1期 生後12~23か月 同左
2期 小学校就学前1年間
5)日本脳炎 1期初回1回目 3歳 6~28日までの間隔をおく 生後6~89か月まで
1期初回2回目
1期追加 初回(2回)終了後1年後
2期 9歳 9~12歳
6)ヒブ 初回1回目 生後2か月から6ヵ月開始27~56日までの間隔をおく 生後2~59か月
初回2回目
初回3回目
追加 初回(3回)終了後7~13か月までの間隔をおく
7)小児肺炎球菌 初回1回目 生後2か月から6ヵ月に開始27日以上の間隔をおく(生後12月に至るまでに行う) 生後2~59か月まで
初回2回目
初回3回目
追加 初回(3回)終了後60日以上の間隔をおき生後12か月以降(生後12~14か月が標準)
8)水痘(水ぼうそう) 1回目 1歳~1歳3ヶ月まで 1、2歳※H27.3まで経過措置あり
2回目 1回目の終了後6~12か月の間隔をおいて
9)ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん予防) 1回目 中学1年生相当接種間隔はワクチンの種類により異なります 小学6年生相当~高校1年生相当
2回目
3回目

※接種開始月齢により、接種回数が変わります。